土砂災害発生のおそれのある地区は「土砂災害危険個所」とされています。普段から自分の家が土砂災害危険個所にあるかどうか、国土交通省砂防部のホームページなどで確認しましょう。詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。
※ただし、土砂災害危険個所でなくても、付近に「がけ地」や「小さな沢」などがあれば注意を。
雨が降り出したら、「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度が高まったときに、市町村長が避難勧告などを発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報です。
気象庁ホームページや各都道府県の砂防課などのホームページで確認できるほか、テレビやラジオの気象情報でも発表されます。大雨による電波障害や停電などいざというときのために携帯ラジオを持っておくとよいでしょう。
都道府県や市町村によっては、携帯電話などに自動的に土砂災害警戒情報を教えてくれるサービスもあります。さらに、土砂災害警戒判定メッシュ情報など、1~5kmのメッシュ単位のきめ細かな情報が気象庁や都道府県のホームページで確認できます。
土砂災害は発生すると大きな被害を引き起こします。長雨や大雨のときに次のような現象を確認したら、早めに避難し、防災機関に通報しましょう。
※大雨で土砂災害の危険性が高まったとき、自主避難の判断の参考になるよう「土砂災害警戒情報」が発表されることがあります。ただし、情報が発表されていなくても、普段と異なる状況に気づいたらすぐに避難してください。また、これらの現象を見つけたら市役所に連絡してください。
お住まいの地域に土砂災害警戒情報が発表されたら、早めに近くの避難場所など、安全な場所に避難しましょう。また、強い雨や長雨のときなどは、市町村の防災行政無線や広報車による呼びかけにも注意してください。
お年寄りや障害のある人など避難に時間がかかる人は、移動時間を考えて早めに避難させることが大事です。
また、土砂災害の多くは木造の1階で被災しています。どうしても避難場所への避難が困難なときは、次善の策として、近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難するか、それも難しい場合は家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)に避難しましょう。
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